日本代表は決勝トーナメント進出が危うい!!楽観視できない隠されたトリックとは?

ワールドカップ2018
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日本代表は、ロシアワールドカップのグループリーグ第1節でコロンビアに劇的な勝利を収めました。

 

そこで注目を浴びたのが、きわめて楽観的なデータ。

 

ところがそれには隠されたトリックがあるんです。

 

大会初戦に勝利して大いに盛り上がっている日本も、その現実を直視しなければいけません。

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楽観的ではない「85%」のからくりとは?

 

ロシアワールドカップ初戦で2-1とコロンビアに勝利し、最高のスタートを切った日本代表。

 

香川真司、大迫勇也と決めるべき選手が得点を決め、1人多いアドバンテージを生かした試合から、2大会ぶりの決勝トーナメント進出への期待が高まっています。

 

この歴史的な勝利に触発されたのが、テレビや新聞、WEB上などで、お菓子な数値が広り歩きしてします。

 

それが過去のワールドカップから導かれた、「初戦で勝利したチームのグループリーグ突破確立85%」です。

 

日本代表のベスト16入りすでに保証されたような楽観論ですが、この数値にはトリックがあるんです。

 

この「85%」はワールドカップでの過去の試合結果から計算されているものです。

 

もとになったのは、1998年フランス大会から2014年ブラジル大会までの5大会のグループリーグでの結果。

 

今大会と同じく32チームが4チームずつAからHの8グループに分かれてリーグ戦を争い、それぞれの上位2チームがノックアウト方式のトーナメントに進む方式が採用されています。

 

過去5大会に参加した32チームそれぞれの初戦を計算すると80試合(16試合×5大会)になります。

 

この初戦に勝利したチーム数を調べると60チームになります。

 

「85%」は、この60チームからトーナメントに進出したのが51チームだったために導かれた数値なんです。

 

つまり数値自体は間違っていません。

 

ただし補助線を引くと印象はがらりと変わってきます。

 

初戦で勝利すれば、どのチームも決勝トーナメント進出に限りなく近づいたように見える85%おトリックが明らかになるんです。

 

まず、大会初戦で勝利した60チームを、直前のFIFAらんきんぐを使い20位以内の強豪とそのほかに分けます。

 

強豪には歴代の優勝国であるブラジル、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、アルゼンチンなどの他にもポルトガル、メキシコ、コロンビア、イングランドなどが含まれます。

 

 

強豪とそれ以外で大きな差が出る

 

この強豪国だけで初戦に勝利して決勝トーナメント進出した突破国数を計算すると、初戦を勝利した国は「43カ国」。

 

そのうち「40カ国」が決勝トーナメントに進出していたんです。

 

なんとグループリーグ突破率は93%にも上っています。

 

他方、強豪以外のくにを数えると初戦に勝った国数は「17カ国」あって、そこから「11カ国」が決勝トーナメントに進出しています。

 

初戦に勝利してグループリーグを突破した確率は65%にしかならないのです。

 

つまり、強豪国が勝つべくして勝ち、決勝トーナメントに進出していることが明らかになります。

 

すると、85%の実態が強豪国のパワーに押し上げられた数値にしか過ぎないことがわかります。

 

これがリーグ突破率85%のトリックの種証です。

 

ロシアワールドカップ直前、日本のFIFAランキングは61位。

 

以上を踏まえると、今大会の初戦を勝利した日本のグループリーグ突破率が「85%」だと素直に受け取る人はいないはずです。

 

とはいえ、強豪国以外で計算したグループリーグ突破率の65%も決して低い数字じゃありません。

 

期待を持てる数字だと思います。

 

さらに、この数値は初戦の重要性を示しているようにも感じます。

 

 

日本代表は現実を直視しなければ…

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初戦の勝利が、個々のプレーやチームの結束などにプラスする効果があることも想像することができます。

ほかの試合も同じように重要である傾向は掴めるはずです。

 

年間を通して戦う確固君おリーグ戦とは異なり、短期決戦のワールドカップでは初戦の重要性が繰り返し語られます。

 

「初戦に勝利するとグループリーグ突破率85%」の考え方が好まれ、拡散した背景には初戦重視の先入観があったのではないかと思えてきます。

 

過去5大会の結果から計算すると、リーグ戦を2位で通過するために必要な勝ち点は4~6ポイントになっています。

 

決勝トーナメント進出には3試合中に最低1つの勝利が不可欠なのです。

 

既に今大会の日本は達成していますが、決勝トーナメントへ進出するにはまだ勝ち点が足りません。

 

ここまで見てきてわかるように初戦だけではなく同じくらい重要な2戦目、3戦目で対戦する強敵のセネガルとポーランドから勝ち点を奪い、積み上げなくてはならないのです。

 

2大会ぶりのベスト16進出に向けて楽観などできないのが日本の今の現状です。

 

だからこそ日本代表が気迫あふれるプレーでもぎ取ったコロンビア戦での貴重な勝利の価値を、85%のようなトリックで脱色することなく、正確に受け止めなければなりません。

 

なぜなら決勝トーナメントへ向けて挑戦する選手たちに推進力を与えるのは、ファンやサポーターの応援です。

 

残りの勝ち点を獲得するため、現実を直視したうえで精一杯あついえーるを送り、フィールドで戦う選手たちの背中を力強く押して欲しいですね。

 

 

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